キリスト教(聖書)の神の性質・属性に興味のある方におすすめの本

少し前に「キリスト教(聖書)の神はどんな神?」と題して、キリスト教(聖書)の神の「造り主なる神」、「救い主なる神」、「裁き主なる神」という三つの側面をみました。

キリスト教(聖書)の神はどんな神?①ー造り主なる神の性質ー
「キリスト教の神も『八百万の神』の中の一人でしょ!?」と思われている方に「キリスト教(聖書)の神はどんな神?」と題して贈る三回シリーズの第一弾。一回目は天地万物を創造した「造り主なる神」の性質に焦点をあてます。
キリスト教(聖書)の神はどんな神?②ー救い主なる神の性質ー
「キリスト教の神も『八百万の神』の中の一人でしょ!?」と思われている方に「キリスト教(聖書)の神はどんな神?」と題して贈る三回シリーズの第二弾。今回は罪を犯した(神の望まないことをした)人間を見捨てておけなかった「救い主なる神」の性質について。
キリスト教(聖書)の神はどんな神?③ー裁き主なる神の性質ー
「キリスト教の神も『八百万の神』の中の一人でしょ!?」と思われている方に「キリスト教(聖書)の神はどんな神?」と題して贈る三回シリーズの最終回。今回は世の終わりの時に全てを正しく裁く「裁き主なる神」の性質について。これまでの総まとめもします。

しかしながら、上記三つの側面を通して分かることは神の性質・属性の一部に過ぎません。

従って、キリスト教(聖書)の神についてもっと学びたいと思われる方のために、下記に幾つかの参考書籍を記しておきます。

まず最初にお薦めする一冊は、専門的な内容になりますが、下記の書籍。

Millard J. Erickson, Baker Academic; Third Edition (2013/8/15)

上記の中で“Part 3: What God is Like”と “Part 4: What God Does” がキリスト教(聖書)の神について詳しく教えてくれます。

日本語訳は下記になります。

なお、上記の原著(英語)は1186頁もある大作ですので、

そんなのとてもじゃないけど読む(買う)気がしないな…

という方には、簡易版(といっても英語で498頁)が存在します。

Millard J. Erickson, Baker Academic; Third Edition (2015/8/18)

日本語訳はこちら。

また、同じく専門的かつ大容量な内容(1296頁)ですが、下記の書籍の “Part 2: The Doctrine of God”も役に立つと思います。


上記は最近(2020年12月)になって第二版が出版されています(私はまだ読んでません)。


上記の初版と第二版は共に簡易版(初版は英語で448頁)が存在します(下記には第二版のみを紹介します)。

これらの日本語訳は、残念ながら、今のところ無いようです(2024年7月時点)。

うーん、ここまで専門的でなくてもいいんだけど…

と思われる方には、下記がおススメです。

上記はタイトルが「聖書教理がわかる94章」となっていますので、「えっ、94章もあるの!?」と一瞬身構えてしまいます。が、1章はわずか2-3ページと非常にコンパクトにまとめてくれています。

ちなみに原著(英語)は以下になりますので、英語が得意な方は是非、ご一読ください。

最後に、キリスト教の「三位一体説」に興味がある方が少なからずいらっしゃると思いますので、以下を紹介しておきます。

上記は、言葉の定義や歴史的背景なども含め、三位一体について短くまとめてくれている良書です。

原著(英語)は以下になります(2024年7月時点において、Kindleでは無料でダウンロードできるようです)。

R. C. Sproul, Ligonier Ministries (2011/8/8)

以上、ご参考まで。

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