
「全ての権力の上に立つ神」:2021年8月8日(日)礼拝説教要旨
イエス様が再びこの世に来られるとき、悲しみも嘆きも痛みも死もない新しい世が実現すると聖書は約束しています。この来るべき新しい世の到来を待ち望みながら、今の世において神様の御心をいつも尋ね求めつつ、あなたの全てをもって神様を日々、礼拝することができますように。
物理好きの無神論者がキリスト教の牧師になって始めたブログ
イエス様が再びこの世に来られるとき、悲しみも嘆きも痛みも死もない新しい世が実現すると聖書は約束しています。この来るべき新しい世の到来を待ち望みながら、今の世において神様の御心をいつも尋ね求めつつ、あなたの全てをもって神様を日々、礼拝することができますように。
神様にとって「無駄」と思えることはありません。あなたがこれまでに経験してきたこと、今経験していること、そしてこれから経験しようとしていること、それら全てを用いて神様は御自分の計画を成し遂げておられます。あなたの人生に無駄はありませんし、無駄な人生もありません。
神様に対する信仰・信頼が揺るがされそうなときこそ、イエス様の十字架と復活を思い起こしてください。そこに表されている神様の絶対的な主権を覚え、神様への信仰・信頼が新たにされますように。いついかなるときも共にいてくださるイエス様と一緒に目の前の困難な状況を乗り越えることができますように。
たとえどんなに理不尽な苦しみや悲しみを経験していたとしても、神様はいつもあなたと共にいて、あなたを通して神様の計画を成し遂げようとしておられます。神様は、どんなに最低・最悪にみえる出来事からも最高・最善の結果をもたらすことができる絶対的な主権をもったお方なのです。
イエス様の十字架には、何があっても決してあなたを見捨てることのない神様の愛、どんな悪をも善に変えることのできる神様の絶対的な主権が表れています。あなたは独りではありません。イエス様はいついかなる時もあなたと共にいて、あなたを慰め、励まし、力づけてくださっています。
苦しみや悲しみ、不安や恐れの只中にいるとき、私たちは神様に対する疑問や不満に心が捉えられてしまいます。でも、たとえどんなに状況が悪く見えたとしても、神様はいつも私たちと共にいて、私たちが全く予期しない方法で御自分の計画を成し遂げていかれるお方です。
神様が共にいれば問題や困難に遭わなくなる訳ではありません。問題や困難に遭うからといって、突然、神様が共におられなくなった訳でもありません。神様は、私たちが直面する問題や困難を用いて神様の恵みと祝福を広げることができるお方、全知全能で絶対的な主権をもったお方なのです。
悪いこと、不吉なこと、悲しいこと、辛いことばかり起こる世の中にあっても、イエス様は確かにあなたと共にいて、あなたと一緒に神様の業を成し遂げていこうとされています。今、あなたに求められているのは、そんな神様・イエス様を信じ信頼して付き従っていこうとする信仰だけです。
生きる希望や助かる望みさえ見出せない状況にあったとしても、神様は確かにあなたと共におられ、あなたと一緒にその苦しみを経験され、あなたの人生における神様の御計画を成し遂げようとされておられます。神様はおっしゃっています。「元気を出しなさい。私はいつもあなたと共にいる」と。
この世は理不尽に満ちています。しかし、そんな理不尽をも用いて御自分の完全な計画を成すことのできる全知全能なお方が神様です。そして、その神様の独り子イエス様がいつもあなたと共にいて、その理不尽な人生を共に歩んでくださっています。ここに希望があります。