
「奪い去られない喜び」:2023年4月16日(日)礼拝説教要旨
確かに、この世においては苦しみがあります。痛みがあります。悲しみがあります。しかし、それらの苦しみ・痛み・悲しみの中にあっても、神様との関係に根差した喜びが奪い去られることはありません。神様の愛からあなたを引き離せるものは何もないからです。
物理好きの無神論者がキリスト教の牧師になって始めたブログ
確かに、この世においては苦しみがあります。痛みがあります。悲しみがあります。しかし、それらの苦しみ・痛み・悲しみの中にあっても、神様との関係に根差した喜びが奪い去られることはありません。神様の愛からあなたを引き離せるものは何もないからです。
たとえどれほど失敗し、ミスや過ちを犯したとしても、神様のあなたに対する愛が変わることはありません。神様はあなたを見捨てたり、見限ったりするどころか、自らあなたのもとに近寄って来て下さり、「それでも、私にはあなたが必要なんだ」と声をかけてくださるお方です。
神様は天地万物を無から造り出し、その全てを統べ治めておられる絶対的な主権者です。その神様があなたの存在そのものを無条件で愛し、本当の意味で人間らしく幸せに生きてほしいと願っていらっしゃいます。その真理をより深く味わい知ることが出来ますように。
まずはイエス様の十字架に示されている神様の真実の愛を思い起こす。そして、聖霊の助けにすがりながら、神様・イエス様に愛されているように真実をもって神様と人とを愛する。そこに真実に満ちた生き方があります。その意味で、真実の原動力は愛だと言えます。
現状に満足する秘訣は、どんな状況にあったとしても神様の恵みは十分であることを覚え、弱い私たちを強めてくださる神様の力により頼むこと。また、神様は既に私たちに最も必要かつ重要なもの(イエス様の十字架と復活による救い)を与えてくださっていることを覚えることです。
神様は天地万物を創造された絶対的な主権者であると同時に、私たち人間をその命に代えても惜しくないほどに愛してくださっています。あなたは神様にとって特別な存在、何物にも代えることができないほどに高価で尊い存在なのです。
今一度、神様があなたをどれほど愛してくださっているかに思いを馳せてみてください。そして、神様に対する恐怖や義務感からではなく、神様への感謝と喜びに満たされて、あなたの周りで困っている人・助けを必要としている人を愛することができますように。
神様は愛する独り子イエス様を「いけにえ」として、私たちの救いのために献げてくださいました。あなたの存在そのものが高価で尊く、いついつかなるときもあなたと共にいて、あなたと共に永遠に過ごしたいと思われたから、神様・イエス様は十字架で死んでよみがえられたのです。
私たちが神様のことを無視し、神様の望まないことをたくさんしてきたにもかかわらず、子なる神イエス様は御自分の命を賭して私たちを救い出してくださいました。ここに本当・本物の愛があります。私たちは神様の愛と恵みと憐れみによって区別され、罪(悪)がもたらす滅びから救われるのです。
遅すぎることはありません。神様は今もあなたが神様の元に戻ってくることを待っていらっしゃいます。「絶対に手放せない、手放したくない」とあなたが握りしめているものを神様に明け渡し、神様の手を取って歩み始めるとき、得も言われぬ神様の安らぎと平安があなたの心を満たすことでしょう。