「十字架刑の真実」:2019年1月27日(日)礼拝説教要旨
十字架刑は当時最も残酷かつ屈辱的な処罰。そんな十字架刑を神なる御子イエス様が無実の罪で受けられた。それは私たちの苦しみに寄り添うため、私たちの罪深さが明らかにされるため、そして私たちを罪の罰から救うため。そこに表されているのは神様の無条件の愛です。
物理好きの無神論者がキリスト教の牧師になって始めたブログ
十字架刑は当時最も残酷かつ屈辱的な処罰。そんな十字架刑を神なる御子イエス様が無実の罪で受けられた。それは私たちの苦しみに寄り添うため、私たちの罪深さが明らかにされるため、そして私たちを罪の罰から救うため。そこに表されているのは神様の無条件の愛です。
今持っているもの、置かれている状況が私にとって必要かつ十分だと思えると、思い悩みが一気に減り、物事の悪い面ばかりでなく良い面にも目が向くようになる。と同時に、神様への感謝と信頼の念が増してくる。といった気付きを与えられた2018年を神様に感謝します。
辛いときや悲しいときには神様の存在を感じることが難しくなります。でも、そんなときにこそ、イエス様の十字架を見上げてください。イエス様の十字架には、悪を用いて善をなす神様の御業、またその受けた傷によって私たちを癒すイエス様の姿が表れているからです。
辛いときや悲しいとき、一人ぼっちで途方に暮れているとき、どんな状況にあっても神様があなたを見捨てることはありません。神様はあなたの心の状態を誰よりもご存知で、その心の叫びを聞いてくださるお方、あなたを必ず捜し出し、慰めと励ましと癒しを与えてくださるお方です。
神様の目にあなたは高価で尊い存在。神様はありのままのあなたを愛してくださっています。そんな神様が祈りの中であなたと対話したい、自分のことをもっと知ってほしい、天の父なる神として、あなたとの絆をもっと深めたいと願っていらっしゃいます。
神様が今、あなたに望んでおられることは何でしょうか。それは恐らく、簡単なことではないでしょう。「自分にはできるはずがない…」そう思われるかもしれません。しかし、神様はおっしゃいます。「私は必ずあなたと共にいる。一緒にそのことを成し遂げていこう」と。
あなたは独りではありません。悲しい時や辛い時、不安一杯でどうしてよいのか分からない時、絶望に暮れて生きていくことが嫌になっている時、どんな状況にあったとしても、あなたの状況を誰よりもよくご存知なイエス様がいつもあなたと共にいてくださいます。
神様は私たちの実情を誰よりもご存知で、私たちが神様を本当に必要としているときには必ず助けてくださいます。私たちの存在そのものを愛してくださり、いつも共にいて守り導いてくださる神様の愛と恵みに出会い、心から喜んで神様を礼拝することができますように。
あなたが何かをするのは神様の愛に迫られて、そうせずにはいられないからでしょうか。もしそうでなければ、今一度、神様の愛と恵みを思い起こしてください。まず神様のことを深く知り、神様に対する愛と喜びをもって周りの人を愛することができますように。
神様にとって「計画外」な人は一人もいません。あなたは神様にとってかけがえのない存在です。神様はいつもあなたと共にいて、あなたの心の叫びを聞いてくださり、神様の時に神様の目から見て「益」となる方法で、あなたの祈りに答えてくださいます。