聖書は信頼できる書物か?②―聖書の信憑性:原本保存の精度(写本の信頼性)―

「聖書は信頼できる書物か?」についての第二弾となる今回は、下記の2つ目「2. 聖書の信憑性:原本保存の精度(写本の信頼性)」がテーマ。

  1. 聖書の概要:構成と内容(5W1H)
  2. 聖書の信憑性:原本保存の精度(写本の信頼性)
  3. 聖書の信憑性:歴史的・考古学的整合性

前回の「1. 聖書の概要:構成と内容(5W1H)」では、聖書が信頼できるモノかどうかを判断する前に「そもそも聖書には何が書いてあるのか?」、つまりは聖書の5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように書いた)をみました。

聖書は信頼できる書物か?①―聖書の概要:構成と内容(5W1H)―
「聖書は信頼できる書物か」について考える三部作シリーズの一つ目は聖書の5W1Hについて。聖書の中身(What)、記述形式(How)、作者(Who)、作成年(When)、作成地域(Where)、作成理由(Why)。あなたはどれくらい知ってましたか。

今回と次回は本来のテーマ「聖書の信憑性」について考えていきます。特に今回は「原本保存の精度(写本の信頼性)」について、次回は下記の記事で「歴史的・考古学的整合性」を考えます。

聖書は信頼できる書物か?③―聖書の信憑性:歴史的・考古学的整合性―
「聖書は信頼できる書物か」について考える三部作シリーズの三つ目。聖書の歴史的・考古学的信憑性を考えるにあたり、「歴史」とは何か(歴史の性質、歴史との接し方)から考えます。聖書の読み方(聖書を読む時の注意点)にもつながる内容です。

今回の話の流れは以下の通りになります。

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「古典」の保存:原本と写本

前回の「1. 聖書の概要:構成と内容(5W1H)」でみましたが、聖書というのは66冊の異なる書物から成る文書集で、一番新しい書物でも紀元100年ごろ(日本の弥生時代)より前に書かれたものです。従って、俗に古典と呼ばれる非常に古い書物です。

日本で誰もが知っている古典というと、古事記や日本書紀、源氏物語といったところだと思いますが、古事記と日本書紀が書かれたのは奈良時代(それぞれ712年と720年)、源氏物語は平安中期です。1 従って、古典は古典でも聖書と比べれば数百年も後に書かれたかなり「新しい」古典です。


『源氏物語画帖』より「若紫」。飼っていた雀の子を逃がしてしまった幼い紫の上と、柴垣から隙見する源氏。By 土佐光起 - The Tale of Genji: Legends and Paintings, パブリック・ドメイン, Link

ちなみに、これらの古事記、日本書紀、源氏物語には、一番最初に書かれたオリジナル本(原本と呼びます)は残っていません。 2

えっ、じゃあ、私たちが知っている話ってオリジナルとは別の作り話?

と思われるかもしれませんがご心配なく。確かに、一番最初に書かれたオリジナル(原本)は存在していませんが、原本を手書きで写した「写本」と呼ばれるものはしっかりと存在しています。そして、これらの写本を通して、原本の話を読み取ることができるのです。

でも、そもそものところ、

なぜ原本は存在していないのか?
写本の内容は本当に原本と同じなのか?

といった疑問が出てくると思いますので、以下に簡単に「古典」の保存方法について記したいと思います。なお、参考にした文献は主に聖書に関するものですが、その内容は古文書全般についてもあてはまると思います。

古典の原本が存在しない理由

今でこそ、本というのは「紙に書かれたモノ」というイメージがありますが、2000年以上前の時代には、そもそも「紙」というものが存在していませんでした。3

では、古典と呼ばれる書物は何に書かれていたかというと

「木の葉」や「樹皮」、「石」、「皮」など。身近で手に入りやすい材料

引用: 『日本製紙連合会 | 紙のあれこれ | 紙の歴史 | 紙のない時代』.

例えば、エジプトでは「パピルス」と呼ばれる植物の茎から作ったものがありますし、ヨーロッパでは「羊皮紙」と呼ばれる羊や山羊の皮から作ったものが使われていました。中国では「木簡」や「竹簡」という木や竹から作ったお札状のものが使われていたようです。4


John Rylands Library Papyrus P52, verso By Papyrologist Bernard Grenfell (1920), as preserved at the John Rylands Library. Photo: courtesy of JRUL. - Papyrus: preserved at the John Rylands Library. Photo: courtesy of JRUL., Public Domain, Link

古本を持っている人は分かると思いますが、本というもの(形あるもの全て)はどんなに丁寧に扱っていたとしても時と共に古くなり、遂には色々な所がボロボロと崩れてきてしまいます。

現在の良質な紙で作られた本ですらそのような状況。ということは、昔々に非常に粗末な材質で作られた「本」が時と共にどのようになるかは想像に難くありません。

どんなに最新の注意を払い、当時において最新の保管設備をもって保存していたとしても、時と共に次第に劣化し原型を留めてはいられなくなってしまいます。
では、どうすればよいか?

ということで、出てくるのが写本という手段。要は、元々書かれてあるものを別の新しいパピルスや羊皮紙や木簡・竹簡などに手書きで写し取るというわけ。

そして、もちろん、この写本もまた時と共に劣化してきますので、写本の写本も当然ながら必要になってきます。

ちなみに、残った原本または古くなった写本はどうするかというと、聖書に関していえば、ある程度の分量が溜まるまでは一か所(genizahと呼ばれます)に保存され、最終的には土に埋められたようです。5

写本の問題点

さて、この写本についてもう少し考えてみます。

昔は今のようにコンピューターやコピー機もありませんから、クリック一つでコピペも出来ませんし、ボタン一つで一括コピーも出来ません。

ですから写本は全て手書き。一文字一文字書き写していく訳です。これは非常に根気が必要な、地味ですが重要な作業です。


Jean Miélot, a European author and scribe at work By Jean Le Tavernier, Public Domain, Link

しかし、ここに大きな問題が生じます。

というのも、所詮は人の手による写本ですから、どんなに最新の注意を払っていたとしても、どこかで必ず不注意によるミスが出てきます。このため、

写本に写本を重ねていくことで、全く知らないうちに元の原本との内容が微妙に変わってくる

ということもありえます。

実際、本文批評(textual criticism)において良く知られている人為的ミスには以下のようなものがあります。6

  • 重字脱落(haplography):繰り返されるべき文字や単語が繰り返されていない
  • 重複複写(dittography):一度だけ出てくるべきものが繰り返されている
  • 記憶違い(false recollection):言葉遣いが似ていても厳密には異なっている個所を原文通りに写さず、転記者の記憶をもとに(間違って)写している
  • 脚韻(homoeoteleuton):同一の文字・単語に挟まれた間の文章が丸ごと欠落している(ある文字・単語が出てくる箇所まで写し取っていたが、その文字・単語がある箇所を取り違えてしまうミス)
  • 一文脱落:一文が丸ごと欠落している
  • 類似文字の混同
  • 余白部の文章(注釈など)を本文へ挿入

とはいえ、このような人為的ミスは、後世の人が見てもある程度の判断ができます。

厄介なのは、写し取る人が意図的に元の内容を変更する場合。

えっ、意図的に元の内容を変えていいの???

と思われるかもしれません。が、内容を変えるとは言っても、好き勝手に変えるのではなく、あくまでも善意から内容を変える場合があり得ます。

どういう場合かというと、例えば以下のような場合です。7

  • (間違っていると思われる)文法的表現を直す場合
  • (分かりにくいまたは時代遅れの)婉曲的表現を直す場合
  • (分かりにくい)神学的表現を直す場合

どの場合も、写本する人は善意によって、より意味が分かりやすくなる(と変更する人が思っている)表現に直そうとする訳です。が、もちろん、変更後の表現が元々の作者の意図・意味を正しく反映したものかどうかは、原作者にしか判断ができません。8

聖書の保存精度

これまでの話で、印刷技術はもちろん、まともな紙さえもなかった時代の文書について、以下のことが分かります。

  • 古文書の原本(原文)を後世に正しく伝え残すのは非常に難しい(ほぼ不可能な!?)こと
  • 古文書の原本(原文)を再現するには、現存する写本の果たす役割が非常に大きいこと

ということは、です。

古文書の原本(原文)をどれほど正しく再現できるかどうかは、現存する写本の量と質に依存する

ということができます。

ここで、写本の「量」というのは、現存する写本の数のこと。というのも、現存する写本の数が多いほど、比較できる資料の数が多くなりますので、どこがどう違うか、またなぜ違うかという判断がつけやすくなります。それはつまり、原本(原文)を再現するための材料が多くなることを意味します。9

なお、一般的に、

原本が書かれたとされる年代と写本ができた年代が近い方が写本に含まれる誤りや変更は少なく、より原本に近い

と考えられます。

写本の「質」というのは、どこで誰が写本を作成したかに由来するもの。特に、写本がなされた場所の地域性や文化(写本時の意図的な変更・修正に寛容かどうかなど)、 また写本をした個々人のもつ(犯しやすいミスの)特徴や傾向が写本の正確さに影響すると考えられます。10

写本の量

世界の著名な古典文学作品の写本に関する下記の表をご覧ください。11

作者作品名原本作成年(推定)最古の現存写本作成年原本と最古の写本の年代差現存写本総数
ホメーロス(Homer)『イーリアス(Iliad)』紀元前800年紀元前約400年400年1,800以上
ヘロドトス(Herodotus)『歴史(History)』紀元前480-425紀元1世紀550年109
ソポクレス(Sophocles)戯曲紀元前496-406紀元前3世紀100-200年193
プラトン(Plato)四部作(Tetralogies)紀元前400年紀元895年1,300年210
カエサル(Caesar)『ガリア戦記 (Gallic Wars) 』紀元前100-44年紀元9世紀950年251
リウィウス(Livy)『ローマ建国史(History of Rome)』紀元前59 年-紀元17年紀元5世紀初め400年150
タキトゥス(Tacitus)『年代記(Annals)』紀元100年前半部分:紀元850年、後半部分:紀元1050-1100年750-950年33
トゥキュディデス(Thucydides)『歴史(History)』紀元前460-400年紀元前3世紀(紀元 900年)200年(1,350年)96
デモステネス(Demosthenes)弁論集(Speeches)紀元前300年紀元前1世紀の断片(紀元1100年)200年 (1,400年)340
ギリシャ語の新約聖書紀元50-100年紀元130年以前50年5,838
旧約聖書約17,000(19世紀より前の写本の数)

上記の右端から二列目には、該当古典文学作品の原本作成年(推定)と現存する最古の写本(断片のみを含む)の作成年の年代差が記されています。

なお、旧約聖書には39冊の作成年の異なる書物が収められているため、12「原本作成年」と「最古の現存写本作成年」の特定はしていません。が、39冊全てが完全な形で現存する旧約聖書の最古の写本は紀元1008年に作成されていて、断片的なものでは紀元前7世紀ごろのものが最も古いものです。13

参考までに、日本の古事記と日本書紀について、同様の表を下記に挙げます。14

作者作品名原本作成年(推定)最古の現存写本作成年原本と最古の写本の年代差現存写本総数
太安万侶古事記712年1371-72年600年約40
舎人親王等日本書紀720年9世紀100年25以上

これらの表から、他の古典文学作品と比べて以下のことが分かります。

  • 現存する聖書の写本の数は圧倒的に多い
  • 聖書(特に新約聖書)の原本作成年と最古の現存写本作成年との隔たりは非常に小さい

写本の質

写本の質について、旧約聖書に関しては紀元前3世紀ごろから紀元1世紀に渡って、幾つかの異なるタイプの写本が存在していたことが分かっています。ただし、「異なるタイプの写本」とは言え、内容が全く違う訳ではなく、根本的・本質的な意味は維持したままで適宜、表現を修正・更新した形跡がみられる程度の違いです。しかも、どこをどう変えたかのメモ書きを余白に残すくらい慎重に修正・更新を行ったようです。15

紀元1世紀ごろには、それらの異なるタイプの中で、マソラ本文(現代において、旧約聖書が翻訳されるときの基礎となるテキスト)の原型と思われるタイプが支配的な地位を固めます。16

さらに、紀元100-300年頃にかけてtannaim (「反復者(repeaters)」を意味する)と呼ばれる写本筆写者たちが旧約聖書を写本するときの慣例・伝統を整備し、非常に厳密なルールを確立します。これによって、写本の精度が格段に良くなりました。17

結果、

現在の旧約聖書とオリジナル(原本)の旧約聖書との間で食い違いがあると考えられているのは約1割

に過ぎません。その約1割の部分に関しても、大きな違いをもたらす可能性があるのはごく一部です。18

対して、新約聖書はというと、紀元2世紀の終わりから3世紀にかけて様々な形に変更・修正された写本が見かけられるようになります。その改変の理由としては、以下の二つが考えられます。19

  • 一見して矛盾しているようにみえる箇所の整合性を取ろうとした
  • 影響力が増してきた伝承や言い伝えと聖書の記述内容の整合性を取ろうとした

このようにして、比較的自由に改変が加えられていった写本は西洋式本文(the Western text)と呼ばれます。対照的に、改変を加えることなく原文を忠実に写し取ろうとする人たちも存在していて、彼らが残した写本はアレクサンドリア式本文(the Alexandrian text)と呼ばれています。17

これらの他に、洗練された文体を特徴としたビザンチン式本文(the Byzantine text)も存在します。20 なお、現存する写本のほとんどはビザンチン式写本で、1516年に史上初めて印刷されたギリシャ語の新約聖書は、ビザンチン式写本をもとにエラスムスが校訂したものです。21

以上のような写本の「質」の違いを系統立てて分析できるのは、そもそものところ、現存する写本の数が非常に多いからであって、他の古文書の写本ではここまで細かい分析はなかなかできない(できたとしても分析対象となる母集団が小さいため、分析結果の有効性は高くない)と思います。

このような

特徴の異なる写本を比べることで、原文に限りなく近づくことが可能

になります。

例えば、アレクサンドリア式と西洋式両方の写本で一致する箇所は、他の場合と比べて原文に近い可能性が最も高いと判断できます。西洋式とビザンチン式のどちらにも見られる表現は、非常に古いものであることは確かですが原文とは異なる場合が多いと考えられています。また、たとえアレクサンドリア式写本だけに見られる表現であっても原本との違いは少ないと考えられますが、西洋式またはビザンチン式写本だけに見られる箇所は原本とはまず異なっていると思われます。22

まとめ

今回は「聖書は信頼できる書物か?」シリーズ三部作の第二弾で、テーマは「2. 聖書の信憑性:原本保存の精度(写本の信頼性)」

聖書に収められている66冊の書物は、一番新しいものでも紀元100年ごろ(日本の弥生時代)より前に書かれたもの。従って、日本や世界の他の古典作品と同じく、一番最初に書かれたオリジナル本(原本)は、残念ながら、この世にはもう存在していません

しかしながら、聖書は他の古文書に比べて、原本を写し取った写本(および写本の写本)の数が圧倒的に多いことが分かりました。

写本の数が多いということは、写本同士の様々な比較検討が可能になります。それによって、他の古文書に比べて、オリジナルの文章(原文)をより忠実に再現できる可能性が高まります

つまり、聖書は他の古典に比べると原本の内容をはるかに正確に後世に伝えていると言うことができるでしょう。そして、その内容は、原本に忠実という意味において、十分に信頼に足るものであり信憑性は非常に高いといえます。

次回はシリーズ最終回、下記の記事で「3.聖書の信憑性:歴史的・考古学的整合性」を考えます。

聖書は信頼できる書物か?③―聖書の信憑性:歴史的・考古学的整合性―
「聖書は信頼できる書物か」について考える三部作シリーズの三つ目。聖書の歴史的・考古学的信憑性を考えるにあたり、「歴史」とは何か(歴史の性質、歴史との接し方)から考えます。聖書の読み方(聖書を読む時の注意点)にもつながる内容です。

参考文献および注釈

  • Comfort, P. W. “TEXTUAL CRITICISM.” Edited by Ralph P. Martin and Peter H. Davids. Dictionary of the Later New Testament & Its Developments: A Compendium of Contemporary Biblical Scholarship. Downers Grove, Ill.: IVP Academic, June 2010.
  • Hernández Jr., J. “TEXTUAL CRITICISM.” Edited by Joel B. Green, Jeannine K. Brown, and Nicholas Perrin. Dictionary of Jesus and the Gospels. Downers Grove, Ill.: IVP Academic, December 2013.
  • Holmes, M. W. “TEXTUAL CRITICISM.” Edited by Gerald F. Hawthorne, Ralph P. Martin, and Daniel G. Reid. Dictionary of Paul and His Letters: A Compendium of Contemporary Biblical Scholarship. Leicester, England; Downers Grove, Ill: Inter-Varsity Pr; InterVarsity Pr, 1993.
  • MARTIN, W. J., and A. R. MILLARD. “TEXTS AND VERSIONS--1. OLD TESTAMENT: HEBREW.” Edited by D. R. W. Wood, I. H. Marshall, A. R. Millard, J. I. Packer, and D. J. Wiseman. New Bible Dictionary. Leicester, England ; Downers Grove, Ill: InterVarsity Press, December 1996.
  • McDowell, Josh D., and Clay Jones. “Bibliographical-Test-Update-08.13.14.Pdf.” Accessed January 23, 2018. https://www.josh.org/wp-content/uploads/Bibliographical-Test-Update-08.13.14.pdf.
  • Porter, S. E. “TEXTUAL CRITICISM.” Edited by Craig A. Evans and Stanley E. Porter. Dictionary of New Testament Background. Leicester, England; Downers Grove, Ill: InterVarsity Pr, 2000.
  • Wegner, P. D. “TEXT, TEXTUAL CRITICISM.” Edited by Tremper Longman and Peter Enns. Dictionary of the Old Testament: Wisdom, Poetry & Writings. Downers Grove, Ill.: InterVarsity, 2008.
  • 橋口侯乃介. “Bunkengaku02.Pdf.” Accessed March 19, 2018. http://www.mmjp.or.jp/seishindo/seikei_kinsei/2010/bunkengaku02.pdf.
  • “古事記.” Accessed March 19, 2018. http://mahoroba.lib.nara-wu.ac.jp/y05/html/103/index.html.
  • “古事記って写本なの知ってますか?古事記あるある!.” ニコニコニュース. Accessed March 19, 2018. http://news.nicovideo.jp/watch/nw652385.
  • “日本書紀の写本一覧と複製出版・Web公開をまとめてみた.” 八木書店グループ, February 2, 2018. Accessed March 19, 2018. https://company.books-yagi.co.jp/archives/4212.
  • “日本製紙連合会 | 紙のあれこれ | 紙の歴史 | 紙のない時代.” Accessed March 19, 2018. http://www.jpa.gr.jp/p-world/p_history/index.html.
  • “日本製紙連合会 | 紙のあれこれ | 紙の歴史 | 紙の発明.” Accessed March 19, 2018. http://www.jpa.gr.jp/p-world/p_history/p_history_02.html.
  • “真福寺.” Accessed March 19, 2018. http://www.norinagakinenkan.com/norinaga/kaisetsu/shinpukuji.html.
  1. 成立年代は「広辞苑 第五版」を参照。
  2. 興味のある方は、例えば下記を参照。“古事記って写本なの知ってますか?古事記あるある!,” ニコニコニュース, accessed March 19, 2018, http://news.nicovideo.jp/watch/nw652385; “日本書紀の写本一覧と複製出版・Web公開をまとめてみた,” 八木書店グループ, February 2, 2018, accessed March 19, 2018, https://company.books-yagi.co.jp/archives/4212; 橋口侯乃介, “Bunkengaku02.Pdf,” accessed March 19, 2018, http://www.mmjp.or.jp/seishindo/seikei_kinsei/2010/bunkengaku02.pdf.
  3. 紙が「発明」されたのは紀元前2世紀ごろの中国とされています。詳細は下記を参照。“日本製紙連合会 | 紙のあれこれ | 紙の歴史 | 紙の発明,” accessed March 19, 2018, http://www.jpa.gr.jp/p-world/p_history/p_history_02.html.
  4. “日本製紙連合会 | 紙のあれこれ | 紙の歴史 | 紙のない時代,” accessed March 19, 2018, http://www.jpa.gr.jp/p-world/p_history/index.html.
  5. P. D. Wegner, “TEXT, TEXTUAL CRITICISM,” ed. Tremper Longman and Peter Enns, Dictionary of the Old Testament: Wisdom, Poetry & Writings (Downers Grove, Ill.: InterVarsity, 2008), 794.
  6. W. J. MARTIN and A. R. MILLARD, “TEXTS AND VERSIONS--1. OLD TESTAMENT: HEBREW,” ed. D. R. W. Wood et al., New Bible Dictionary (Leicester, England ; Downers Grove, Ill: InterVarsity Press, December 1996), 1164.
  7. Wegner, “TEXT, TEXTUAL CRITICISM,” 802.
  8. 意図的な改変から原文を復元する際の判断基準について、興味のある人は例えば下記を参照。S. E. Porter, “TEXTUAL CRITICISM,” ed. Craig A. Evans and Stanley E. Porter, Dictionary of New Testament Background (Leicester, England; Downers Grove, Ill: InterVarsity Pr, 2000), 1213.
  9. 具体的な方法論について、旧約聖書に関しては例えば下記を参照。Wegner, “TEXT, TEXTUAL CRITICISM,” 802; 新約聖書に関しては例えば下記を参照。J. Hernández Jr., “TEXTUAL CRITICISM,” ed. Joel B. Green, Jeannine K. Brown, and Nicholas Perrin, Dictionary of Jesus and the Gospels (Downers Grove, Ill.: IVP Academic, December 2013), 960–961.
  10. 詳細は下記を参照。Porter, “TEXTUAL CRITICISM,” 1213.
  11. Josh D. McDowell and Clay Jones, “Bibliographical-Test-Update-08.13.14.Pdf,” 7–8, accessed January 23, 2018, https://www.josh.org/wp-content/uploads/Bibliographical-Test-Update-08.13.14.pdf.
  12. 詳細は前回のブログ記事「聖書は信頼できる書物か?①聖書の概要:構成と内容(5W1H)」を参照。
  13. Wegner, “TEXT, TEXTUAL CRITICISM,” 796.
  14. “真福寺,” accessed March 19, 2018, http://www.norinagakinenkan.com/norinaga/kaisetsu/shinpukuji.html; “古事記,” accessed March 19, 2018, http://mahoroba.lib.nara-wu.ac.jp/y05/html/103/index.html; “日本書紀の写本一覧と複製出版・Web公開をまとめてみた.”
  15. Wegner, “TEXT, TEXTUAL CRITICISM,” 795.
  16. Ibid.
  17. 詳細は下記を参照。ibid.
  18. Ibid., 802.
  19. P. W. Comfort, “TEXTUAL CRITICISM,” ed. Ralph P. Martin and Peter H. Davids, Dictionary of the Later New Testament & Its Developments: A Compendium of Contemporary Biblical Scholarship (Downers Grove, Ill.: IVP Academic, June 2010), 1172.
  20. M. W. Holmes, “TEXTUAL CRITICISM,” ed. Gerald F. Hawthorne, Ralph P. Martin, and Daniel G. Reid, Dictionary of Paul and His Letters: A Compendium of Contemporary Biblical Scholarship (Leicester, England; Downers Grove, Ill: Inter-Varsity Pr; InterVarsity Pr, 1993), 931.
  21. Porter, “TEXTUAL CRITICISM,” 1212.
  22. Holmes, “Dictionary of Paul and His Letters,” 928.
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