「あり得ない神の救い」:2023年3月12日(日)礼拝説教要旨
あなたにとっての「あり得ない」が神様にとっても「あり得ない」とは限りません。神様はあなたの考える「あり得ない」をも用いて、あり得ない救いの御業を成し遂げていかれるお方です。今のその悩み苦しみの中にあっても、このあり得ない神様にある希望と慰めを得ることができますように。
物理好きの無神論者がキリスト教の牧師になって始めたブログ
あなたにとっての「あり得ない」が神様にとっても「あり得ない」とは限りません。神様はあなたの考える「あり得ない」をも用いて、あり得ない救いの御業を成し遂げていかれるお方です。今のその悩み苦しみの中にあっても、このあり得ない神様にある希望と慰めを得ることができますように。
たとえどれほど理不尽で不当な苦しみを受けることがあったとしても、あなたは独りではありません。神の御子イエス様もまた理不尽で不当な苦しみを経験されました。たとえ何があったとしても、イエス様はあなたを決して見放すことなく、いつもあなたと共にいてあなたを慰め、励まし、導いてくださいます。
たとえどれほど失敗し、ミスや過ちを犯したとしても、神様のあなたに対する愛が変わることはありません。神様はあなたを見捨てたり、見限ったりするどころか、自らあなたのもとに近寄って来て下さり、「それでも、私にはあなたが必要なんだ」と声をかけてくださるお方です。
慈しみ深い神様は今も昔も、またこれからも決して変わることなく、絶対的な主権をもって、その救いの計画を着実かつ確実に実現しておられます。その神様に全幅の信頼を置きながら、まことの救い主であるイエス様と共に日々、神様の思い・願いを第一にして歩み続けることができますように。
イエス様の誕生をお祝いするクリスマスの日を待ち望むにあたり、神様から既に与えられている祝福の数々を思い起こし、何があっても決して揺らぐことのない神様の御腕の中で安らぐことができますように。そして、イエス様と共に神様の望まれる人生を歩み続けることができますように。
安息日には神様が私たち人間を性別や年齢、身分や国籍に関係なく愛しておられ、私たちとの時間をどれほど大切にされているかが表れています。神様はあなたを愛し、あなたとできるだけ長く一緒に時間を共にしたい、あなたとの関係をより深めたいと願っておられるのです。
あなたの生活の中心にあるものは何でしょうか。神様以上に頼りにしているもの、大事にしているもの、また恐れているものがないでしょうか。大切なことは、良いもの全ての背後に神様がおられることを認め、神様の望まれていることを最優先にすることです。
イエス様の示される道は決して平坦で楽しい道ではありません。山あれば谷あり、苦しみや悲しみも伴う道です。けれども、たとえどんな道だとしても、あなたは独りではありません。その道は、イエス様が既に歩まれた道、また、イエス様があなたと共に歩んでくださる道です。
あなたは天地万物の造り主である神様にとって、命に代えても惜しくないほどにかけがえのない存在です。あなたの代わりとなれる人はいません。神様はあなたのありのままを愛し、受け入れ、あなたを用いて、その偉大な救いの計画を実現しようとされておられるのです。
どのような苦難・困難に直面しようとも、あなたは独りではありません。あなたと同じような、否、あなた以上の苦難・困難を自ら経験されたイエス様があなたといつも共にいて、あなたが生きるために必要な力、慰め、励ましを与えてくださっています。