「互いに相手を受け入れる」:2021年8月22日(日)礼拝説教要旨
大切なことは、それぞれの考え方の違いをなくそうとすることよりもむしろ、各自が自分の考え方を吟味し、自分の思い・考えを神様の思い・考えに近づけること。その上で、神様・イエス様が私たちを受け入れてくださったように、互いに相手を受け入れることだと言えます。
物理好きの無神論者がキリスト教の牧師になって始めたブログ
大切なことは、それぞれの考え方の違いをなくそうとすることよりもむしろ、各自が自分の考え方を吟味し、自分の思い・考えを神様の思い・考えに近づけること。その上で、神様・イエス様が私たちを受け入れてくださったように、互いに相手を受け入れることだと言えます。
イエス様が再びこの世に来られるとき、悲しみも嘆きも痛みも死もない新しい世が実現すると聖書は約束しています。この来るべき新しい世の到来を待ち望みながら、今の世において神様の御心をいつも尋ね求めつつ、あなたの全てをもって神様を日々、礼拝することができますように。
たとえあなたが失敗や過ちを繰り返したとしても、神様はあなたを見限るようなお方ではありません。求められていることは、神様の前に罪を告白して悔い改めること、そしてそんな弱く不完全なあなたを愛し続けてくださっている神様の憐れみに対して、あなたの内に住む聖霊と共に応答していくことです。
神様にとって「無駄」と思えることはありません。あなたがこれまでに経験してきたこと、今経験していること、そしてこれから経験しようとしていること、それら全てを用いて神様は御自分の計画を成し遂げておられます。あなたの人生に無駄はありませんし、無駄な人生もありません。
怒りや妬みの感情が生まれた時はある意味、神様に近づくチャンスだと言えます。自分の思いや考えを神様の思いや考えに近づけてもらうように祈り求めてみてください。神様は変わらぬ愛をもって、あなたの思いや考えが神様の方を向くようにと絶えず手を差し伸べておられます。
神様に対する信仰・信頼が揺るがされそうなときこそ、イエス様の十字架と復活を思い起こしてください。そこに表されている神様の絶対的な主権を覚え、神様への信仰・信頼が新たにされますように。いついかなるときも共にいてくださるイエス様と一緒に目の前の困難な状況を乗り越えることができますように。
神様の願いはあなたに、その苦しみを通して、決して変わることのない神様の愛を確かめてもらうこと。その愛に触れられて、イエス様のように人々を愛することができるようになってもらうこと。そのために必要な心と行動の変化をもたらしてくださるのはあなたの内に住む聖霊です。
神様はあなたのありのままを愛してくださっています。と同時に、あなたにイエス様のように生きてほしいとも願っていらっしゃいます。無条件の神様の愛に満たされ、絶対的な力をもつ聖霊の働きに期待しながら、イエス様のように日々、感謝と喜びをもって神様に仕え従うことができますように。
あなたの信仰がどれほど揺れ動いたとしても、神様は決してあなたを見捨てません。どんなことがあったとしても、神様は変わることなくあなたを愛し続けてくださっています。あなたの信仰が完璧・完全だから救われるのではありません。あくまでも神様の恵みによって救われるのです。
十字架上でイエス様は、私たち人間には想像できないほどの苦しみ、悲しみ、痛みを経験されました。それはあなたを滅びから救うため、また、あなたをこの上なく愛しておられるからです。神様にとっては、あなたの存在そのものが愛おしいのです。