
「不義な人、義なる神」:2021年2月28日(日)礼拝説教要旨
神様の怒りがもたらす滅びからあなたを救い出すため、イエス様はあなたの代わに十字架に架かり、あなたが受けるべきはずの全ての苦しみ、悲しみ、痛みを受けてくださいました。それは、あなたのことを愛しておられるから、あなたの存在そのものがこの上なく高価で尊いものだからです。
物理好きの無神論者がキリスト教の牧師になって始めたブログ
神様の怒りがもたらす滅びからあなたを救い出すため、イエス様はあなたの代わに十字架に架かり、あなたが受けるべきはずの全ての苦しみ、悲しみ、痛みを受けてくださいました。それは、あなたのことを愛しておられるから、あなたの存在そのものがこの上なく高価で尊いものだからです。
あなたの経験している苦しみや悲しみ、痛みは永遠に続くものではありません。いつの日か神様ご自身があなたの目から涙をことごとく拭い去ってくださる日がきます。その日は全てのモノが本来あるべき姿へと回復される日、完全なる救いがもたらされる日です。
弱く不完全な私たちが神様の望むことを最優先して神様の御心に従順・忠実に歩むためには、他のクリスチャンたちとの交わりが欠かせません。繰り返し福音を聞く・学ぶことも欠かせません。交わりと福音を通して、最も大切なイエス様との関係がより一層深められていきますように。
イエス様は不完全な私たちの弱さを受け入れ、私たちを罪の滅びから救い出すために十字架上で苦しまれ、死んでよみがえられました。それほどまでに私たちを愛してくださっている神様を共に崇めるため、イエス様が受け入れてくださったように、互いに相手を受けいれることができますように。
問題や衝突のない関係がより良い関係とは限りません。むしろ、問題や衝突が起きたとしても、その上でお互いを受け入れ、思いやり、赦し合うことでより濃密な三次元的関係が築かれていくものではないでしょうか。そんな関係構築のカギとなるのが神様の恵みに根差したへりくだりの心だと思います。
十字架刑は当時最も残酷かつ屈辱的な処罰。そんな十字架刑を神なる御子イエス様が無実の罪で受けられた。それは私たちの苦しみに寄り添うため、私たちの罪深さが明らかにされるため、そして私たちを罪の罰から救うため。そこに表されているのは神様の無条件の愛です。